LIFE LOG(退職代行で会社を辞めた或る人間の記録)

退職代行で会社を辞めた或る人間の記録

退職代行使って元気に生きるぜ!ぼくの体験談!

中継)おかん旅。財布パクられたおかん〜その後。

前回の続き。

カバンの中にあったハズの財布がないと、

言い始めたおかん。。

 

しかし、

私は切符を買った後、

おかんがポケットに

財布を入れてたような気がしてたので、

「ポケットに入れてなかった?」と聞いたら、

ポケットに入れたと思うけど、

ポケットに財布がないから、

カバンの中を探してるとのこと。。

 

…完全にパクられてるやんけ。

 

全力で落ち込みはじめたおかん。

気落ちしまくっていた。

 

目的地のノートルダム大聖堂は、

もう見えているが、

おかんの脳内に

ノートルダム大聖堂の文字は…、もうない。

 

だけど、

ただその場で呆然と

立ちすくんでいても何も解決しないので、

一旦カフェに入って、

今後すべきことを、おかんに説明した。

 

まず、財布に何が入っていたか聞いたところ、

現金とクレジットカード2枚。

 

ちなみに、ユーロは全てその財布に

まとめて入れていたので、

おかんは、ユーロ全額を失ったことになる。

 

ここですべきことは2つ。

警察に被害届を出すことと、

クレジットカード💳を止めること。

 

海外旅行保険に入っているので、

盗難届さえ出して、

証明書的なものをゲットすれば、

失った分の金額は保証される。

 

私は、

最寄りの警察署をグーグルマップで探し、

気落ちするおかんを連れて、

被害届を出しに向かった。

 

途中、ノートルダム大聖堂の隣を通ったが、

おかんも私も写真を撮ることすらしなかった。

 

(ちなみに、ノートルダム大聖堂は工事中で、

 どのみち、中には入れないっぽかった。

 ヴェルサイユ宮殿も休みだったし、

 いろいろ、ついてない…)

 

で、警察署に着いたら、

マシンガンみたいな銃をぶら下げた、

警察というよりは、

軍隊の兵隊さんみたいな警察官が、

入り口をガッチリ警備してたので、

結構ビビりましたが、

「パクられました」と説明したら、

荷物チェックとボディチェックをされた上、

中に通してくれました。

 

ついでに、クレジットカードを止めたいので、

日本に電話させてくれプリーズ!

と、言いましたが、

国際電話はできないよ!ということでした。

 

(国際電話じゃなければ、

 貸してくれる雰囲気でした。)

 

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↑実際に行った警察署は、これだったはず。後で調べて分かったけど、かなり大きい警察署で、警察博物館が併設されていたらしい。無論、そんなものを見学する余裕はなかったが…

 

で、

軍隊風警察官の兄ちゃんが、

署の中に通してくれる時、

受付に被害届を出したいと話して!と、

言って通してくれたので、

ありがたや!とお礼をし、

受付の人に早速事情を話すと、

OKだ。少し待ちたまえ!ということでした。

 

(ついでに、受付の人にも国際電話したい、

 とダメ元でお願いしてみましたが、

 やっぱり海外への電話は無理らしいです。)

 

しばらく、20分くらい待っていたら、

盗まれた時間や場所、

我々の名前や住所などを書く紙を

持って来たので、

私はおかんの代わりに、

それを記入して返却しました。

 

しかし、その間も、

時間は無情にも過ぎ去っていくので、

クレジットカードを

止める方法を考えていたのですが、

私のシムカードは今回、

データ通信のみのものを

購入して使っていたので、

電話機能がありません。

 

なので、ホテルに戻るしかないのですが、

時間が惜しいということで、

日本にいる姉にLINEで連絡して、

おかんのクレジットカードを

代理で止めてくれ!とお願いしました。

 

そうこうして、

署に入ってから30分〜40分が

経過したでしょうか、

ようやく警察官が来て、執務室に呼ばれ、

事情聴取的なのが始まったので、

パクられた場所や状況を説明して、

無事、盗難証明をゲット。

 

ちなみに対応してくれた警官によると、

パリ地下鉄の4番と7番は、

特にスリが多いらしく、

我々が被害にあった路線もまた、

4番でした。。

 

その後、念のためホテルに戻り、

外線の掛け方に手こずりながら、

保険会社に盗難の連絡をしておきました。

 

(クレジットカードは無事、

 日本から姉が止めてくれました。)

 

いろいろあったけど、

おかんもここでやっと、

一安心。

 

ここからは、あくまで推測なのですが、

私の予想では、前回の記事に出てきた、

4ユーロをせしめてきた

セコいスパイシークソ野郎と、

おかんの背後に近寄った

でかい黒人はグルだったのでは?と思います。

 

スパイシークソ野郎は、

4ユーロをパクる目的のためだけに

我々に親切ぶった訳ではではなく、

あくまで財布の中身を見るために、

20ユーロ札を要求し、

おかんが幾らお金を持っているのかを、

チェックした。

 

そして、

おかんがお金をまとめて持ってたのを見て、

顔が割れてない別の人物である

背の高いひょろっとした黒人に後をつけさせ、

ポケットから財布を抜き取った。

 

こういう巧妙な手口だったんじゃないかと。。

真実はわからないけど。。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても腹立たしいが、

落ち込んでいても仕方ないし、

保険でたぶん損はしないし、

ある意味貴重な経験をしたと思って、

気持ちを切り替えることにした、我々。

 

ワインがうまいビストロで、

ヘルシー&グッドなランチを食べて、

気を取り直し、

 

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↑Le Bistrot des Campagnesという店で、リーズナブルでめっちゃ良かったです。ただしフランス語メニューのみ。

 

エトワール凱旋門に行き、

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天気は残念だが、

エッフェル塔を見に行き、


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そして、

現金ユーロが盗まれたので両替にも行って、

 

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↑ここの両替所は、日本で両替するよりも、はるかにレートがよかったです。Comptoir Change Opéraっていうとこです。

 

両替所の近くにあるマドレーヌ寺院を見学し、


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ホテルに帰りました。。

めちゃ疲れた。。


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↑ホテルでワンビアーの図。まずい寿司だが、醤油をかけると、なんだか不思議と安心する味に。


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↑結果、ワンビアーでは足りなかった。


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↑栓抜きがないので、裏ワザでこじ開ける。

 

翌日は、

今回のおかん旅のメインスポットの1つ。

モンサンミッシェルに向かいます。

 

では、また!