LIFE LOG(退職代行で会社を辞めた或る人間の記録)

退職代行で会社を辞めた或る人間の記録

退職代行使って元気に生きるぜ!ぼくの体験談!

ついに、、、退職代行当日へ!①

今日からは、私が退職代行を決意するところから、

代行が完了するまでを、気持ちの変化も含めて振り返ってみたいと思います。

 

まず、私はメディアの仕事をしております。

取材・編集などをする、いわゆるクリエイティブな仕事です。

 

さて、そんな私が退職を決意したのは、

会社で最もブラックな部署の、最もブラックなチームに配属されてからのことです。

 

実際にどうブラックだったかというと、

世間の皆様が想像する通り、眠ることが出来ません。

 

これは、常日頃から寝ていないのに加え、

締め切り前にはさらに寝ることが許されません。

 

平気で3日、4日寝ていないことがあります。

誤解がないように正確に言えば、1日に15分〜2時間程度、

PC用のクルクル回る椅子を2つ並べて背もたれを倒し、仮眠をすることはあります。

でも、本気モードの締切直前は一睡もすることのない完徹はザラ。

例えば、48時間ぶっ通しで働くなんてことは、普通に結構あります。

だから、4日徹夜で睡眠時間は合計3時間程度です。

 

それって、あなたの能力が低いだけでは?と思われた方、ご安心ください。。

私以外のチームの全員が、そのような生活を送っておりました。

ちなみに手前味噌かもしれませんが、このブラックチームはブラックすぎるが故、

それに耐えることができ、さらに結果が残せる優秀な人材のみが集められていました。

実際に社内の最優秀賞を獲得したのは、我がブラックチームでしたし、

成績は競合や同業界の他社と比べても圧倒的でした。

 

なので、ある意味、花形部署の花形チームという評価がある反面、

過酷労働のため、絶対行きたくないと思う人も社内には結構いたと思います。

そしてクリエイティブに関わる仕事の人は、

同様の感覚を経験した人がいらっしゃるかと思いますが、

社内でも「お前ら好きで仕事やってるからな〜!」

みたいな無責任な扱いを他部署からされていました。

そういう勘違いした体育会野郎、みたいな人間が跋扈して狂うタイプの会社でした。

 

すみません、勢い余って話が若干それましたし、言葉が美しくありませんでした。。

 

で、徹夜で何をしてるんだと思うかもしれませんが、ひたすら編集をし、

それを上司にチェックされ、編集し直して、上司にチェックされの連続です。

 

家帰れよ!と思われた方、それが無理な理由をお伝えします。

例えば、とある日の夜7時にチェックがあるとします。

チェックが終わります。

上司「じゃあ明日の3時にもう1回チェックするから直しといて」

 

さて、この3時を15時と思った方いますか?

これは午前3時なのです。

ちなみに、チェック自体に1時間〜2時間かかるので、

この発言の時点で夜の9時くらい。

 

逆算すると、次のチェックまで6時間しかありません。

しかし、そもそもここまで全然寝ずに仕事をしていたので、

これから続く地獄徹夜を考えると、1時間は寝たいです。

そうすると残り時間5時間。。

編集というものは元来、相当の時間を要するものなので、

ご飯とシャワーは我慢。家に帰ることなんてもってのほかの残り時間です。

 

と、こんなことが延々と繰り返されていました。

 

しかも、これがチーム一体となって、しんどいけど頑張ろう!って雰囲気なら、

まだ許容できるかもしれませんが、

上司は平気で失礼な発言や暴言、そしてパソコンを投げたりと、

非常に劣悪な精神環境のなかで、物事が進んでいくのでまさに地獄でした。

 

そんな状況にさらに追い討ちをかけるのが……〈次回につづく。。〉

 

P.S.ここまで読んで、そんな会社すぐやめればいいじゃんと思う方!

それについてのお答えは、また致しますが、

この話はまだまだ終わりませんので、一先ず続きを書かせて頂きます。

次回もご期待ください!

退職代行当日までにヤルことリスト

さて、退職代行業者や弁護士事務所が決まり、退職代行を実行するまでに、

私が準備したことをリスト化して、紹介したいと思います。

 

私の場合、弁護士事務所にお願いされたのは、

「私物はできれば全部回収してください。」ということと、

「会社の借用物は健康保険証を除いて置いて来てください。」ということ、

ぐらいでした。

 

確かに退職手続きとしてはそれで十分なのかもしれませんが、

現実的には、さらに細々とした問題を片付けておく必要があるかと思います。

退職後もこの準備のおかげで特段困ることはなかったので、

とりあえずは、以下のとことさえやっておけば、大丈夫かと思います!

 

①LINEの整理(会社グループの退会、同僚のブロック)

②人事部や所属部署のFAX番号の確認

③会社携帯の連絡先メモ

④引継書の作成

⑤社章を置いてくる

⑥給与明細の印刷

 

以上です。順に説明していきます。

 

まず①は、精神安定上めちゃめちゃ大切です。

そもそも会社で個人のLINEを使用してないよという方は、ラッキーですが、

それでも仲が良くもない上司や嫌いな同僚が友達登録されていることもあるでしょう。

 

基本的に退職代行後は、会社や社員から直接連絡が来ることは無いものですが、

中には直接コンタクトを取って来る人もいると思います。(特に直属の上司とか)

 

退職代行実行直前や実行直後は、はやり背徳感もあり、

こちらの精神状態もMAXに達していると思いますので、

間違っても自分をさらに追いやることがないよう、

面倒な人物やグループはブロックや退会をしておくことをオススメします。

 

しかし現実問題、そんなこと言っても世話になった人が何人かいると思います。

私もその人たちをブロックすることは嫌だったので、

これからも付き合っていきたいと思う人には、ブロックをかけませんでした。

実際にそういう人からは退職後にすごく優しい言葉をもらったり、

飲みに行ったりして今も関係が続いていますので、

わざわざ自分からブロックする必要はないです。

 

一番悩むのは、別に全然嫌いではないし、お世話になったけど、

仲が大して良かった訳でもない人。

これは個別に判断していくか、割り切って退職直後はブロックし、

その後自分の気持ちが落ち着いてから、ブロックを解除するという手もあります。

 

まとめると、私の場合、

LINEで今後連絡を一切取りたくない人(パワハラしてきた上司とか)は、全ブロック。

世話になった人は個別に判断。

一旦ブロックして、あとあと自分のなかでブロックする必要なかったんじゃ…

と思った人は、気持ちが落ち着いてからブロックを解除していくことにしていました。

 

続いて、②。これは弁護士が退職の書面をFAXで送る場合に必要です。

弁護士に連絡してほしい会社の部署の連絡先と担当者名は控えておきましょう。

 

ちなみに私は、直接自分の所属部署に連絡が行くことが嫌だったので、

人事部の電話番号やFAX番号、人事部長のフルネームを確認しておき、

退職意思の申し伝えをしてもらいました。

 

③これは、お世話になった人がいる場合や、万一引継で必要になりそうな時のために、控えておきました。特に使用していませんが。念のため。

 

ちなみに、会社携帯と会社パソコンのデータは一応綺麗にしておこうと、全部消去してから返却しておきました。

 

④。これは「引継もせずに!」と会社に突っ込まれないために、ペラ1の紙を引き出しに入れてきました。

 

実際は仕事が一区切りつくタイミングだったので、特に引き継ぐこともなかったのですが、一つ取引先から送られて来る請求書があったので、支払ってちょという趣旨の記載をしたものです。

 

⑤は、返却すべき借用物の1つですが、普段使っていないと忘れやすい物なので、社章がある場合は、事前に探しておくと楽チンです。

 

私が退職代行前日に会社に置いていった借用物は、

・会社携帯

・会社パソコン

・社章

くらいでした。

 

で、もし置き忘れたものがあっても後日郵送すれば問題ないです。

 

また、会社や業務によって借用物は様々ですが、置いて行っていいかどうか分からないものは、パートナーである退職代行業者や弁護士事務所に確認するのがベターだと思います。

 

たとえば、私は移動の際に会社用の交通系ICカードSuicaICOCAのようなもの)を使っていたのですが、残額がまだ残っていたため、弁護士と相談して後日郵送の方が好ましいとアドバイスを受けました。

 

⑥については、私の会社は給与明細が紙で支給されず、会社のグループウェア上で確認するタイプだったので、手元に欲しいと印刷しておきました。

 

だいたい以上です!

次回、何を書くかはまだ検討中ですが、今後やはり精神的な変化や退職代行当日、

そして退職代行後の日々を予定していますので、お楽しみにして頂ければ幸いです。

実践的!退職代行への道!!Pt.3

また、前回の続きを書きます。

 

一旦、埼玉の弁護士事務所に相談していた私。

 

その後、契約前にもう1度だけ弁護士と直接話をして

不安材料を取り除きたいと思い、電話しましたが担当弁護士は不在。

 

翌日も折り返しの連絡がなく、今度は「LINEで電話したいのですが…。」

と伝えると、

「委任状を先にください」と、全然話が食い違った返信が来ました…。

 

そもそも委任状についても質問があったので、

この辺でだんだんとコチラの弁護士事務所に不信感を募らせることに。

 

で、埼玉の弁護士事務所に任せるのは心配やなーと思い始め、

東京の弁護士事務所にも相談してみることにしました。

 

なかなか、退職代行を使うまでの人は調べる時間も限られるほどブラックだったり、

そもそも精神的に追い込まれていて、そんな余裕はないかもと思いますが、

ここは頑張ってある程度は任せても良いと思える弁護士事務所を見つけるべきです。

 

特に私のように、知り合いの弁護士にお願いしないで、

全く赤の他人に自分の人生の大きな選択を代理してもらう場合は、

やっぱり適当なところは避けるべきだと思います。

 

こうして、電話をした東京の弁護士。電話後の流れは前回と大体同じです。違うのは月給とか余計な情報は特に聞かれませんでした。第一印象としては、かなりドライな人だけど質問には明確に答えてくれる、そう思いました。

 

結局、2つの弁護士事務所を比べて、東京の弁護士を選び、埼玉の弁護士はお断りをすることにしました。

 

決め手は、圧倒的なLINEのレスポンス・スピードです。

 

埼玉の弁護士事務所は3〜5時間に1回のやりとりぐらいのイメージでしたが、

東京の弁護士事務所は送ったらすぐに既読になり、

返信も15分〜1時間程度で返って来ます。

 

特に退職する前よりも、退職した後は会社との間に入って色々伝えてもらう機会が急激に増えるので、レスポンス速度は弁護士事務所を選ぶ上で最重要項目だと感じました。

 

そしてもう一つ、東京の弁護士の方が優れていた点が、有休消化交渉の成功報酬20%を通常は取らないということでした。(前回記事の通り、埼玉の弁護士は3万円を要求して来ました)

 

それは、有休消化は労働者として当然の権利であり、これを主張するのは交渉ではないということでした。ただし、万が一会社が渋って込み入った交渉や裁判をする必要が生じれば、成功報酬が発生するということでした。(ちなみに、埼玉の弁護士はそんなこと関係なく、初めから無条件に別料金を要求して来ました)

 

さらに、もし着手金5万円の追加料金が発生するならば、必ず私の許可を得てから行動しますという明朗会計感もあり、東京に決定。

 

まとめるとこんな感じです。

 

▼▼

【埼玉の弁護士】

LINEのレスポンス:3〜5時間

弁護費用:着手金5万円+有休消化交渉3万円

 

【東京の弁護士】

LINEのレスポンス:15分〜1時間

弁護費用:着手金5万円のみ(追加の場合は別途相談)

▲▲

 

また、東京の弁護士事務所は社会保険労務士の事務所もグループにあったので、この点も労務に詳しい人がいるのかもという安心材料になりました。

 

で、ここで実際に頼んでの最大のメリットを私の観点から話しますと、

やっぱりこれに尽きます。

 

❤︎弁護士という安心感❤︎

 

これが大事。ちょっと気になること出て来ても【法的に】判断してくれます。

例えば退職をするときに、会社によっては秘密保持誓約書というものに署名を求められます。要は、会社の情報を悪用しない、悪口を言わないなどというものです。そしてもし、悪用したり悪口言って会社に損害があったら、全て賠償してくださいと書かれています。

 

もちろん悪用する予定はないですし、万一悪用とみられても会社はその損害を証明しなければいけなかったりあって、形式重視の書類ですが、わざわざそんな怖いものにサインしたくないですよね?でも、サインしなくても大丈夫なの?と心配性の人であれば気になるところです。

 

これが弁護士にいつでも聞けると、こうです。

→法的には、サインするしないは自由です。

 

全て法的に判断してくれるので悩みが吹っ飛びます。

つまり弁護士という安心感に加え、法に守られるという圧倒的安心感があなたを守ってくれます。

 

今日はこんなところで。

次回は退職代行をするときに準備しておく事リストのご紹介です!ご期待ください。

実践的!退職代行への道!!Pt.2

前回記事からの続きです。

 

さて、退職代行をEXITなどの退職代行業者ではなく、弁護士に依頼することにした私は、弁護士探しをしていくことになりますが、これといったツテはなく、自力で探すしかありませんでした。(友人を辿れば弁護士を紹介してもらうこともできましたが、なかなか退職代行をお願いしたいとは言いづらいものです。)

 

そこで、グーグル先生に頼る他なく、ネット検索を始めます。するといくつか実績のある弁護士事務所が上がってきます。その中で口コミや評価サイトを見ながら、比較的評判が良さそうな埼玉のとある事務所にドキドキしながら電話を入れました。

 

「俺も、来るところまで来てしまったな…」などと色々不安に見舞われますし、

弁護士と話す機会なんて、日常生活ではほぼないので緊張感もこみ上げて来ます。

 

最初に電話に出たのは受付の方、そして弁護士から折り返す旨の連絡があり、

本当にすぐに折り返しの電話がきました。

 

ここでまず重要なのが、受付の方や弁護士に、「退職代行を検討しているんですが、色々分からないことがあるので、まずお話だけ聞きたいんですが、よろしいでしょうか?」などと言っておくこと。そうしておけば、途中でこの弁護士事務所は信用ならんと思っても「やっぱやめときます」的なことを言いやすいです。

 

で、弁護士との話の内容ですが、この事務所に関しては辞める理由とか、給料いくらだった?(←今思うと答える必要なかった)とかの質問に対して、私の状況を軽くお話ししました。そして私の方から、本当に会社から私に直接電話が来ることはないのか?とか、弁護士事務所のホームページを見ただけではよく分からないことを質問していきました。

 

たとえば、ホームページには有給取得を交渉する場合は、成功報酬を20%頂く場合があります。なんてことが書いてあったので、どういう場合か聞いてみたのですが、明確な説明はなく、成功報酬20%は要らないので5万円の着手金に有給交渉分を含めて8万円の固定料金でどうですか?と弁護士が言ってきました。私はそれでいいですが、実際に退職代行をお願いするかどうかはもう少し検討したいですと伝えました。また、会社と残業代で争うか?を聞かれノーと答えました。そんな感じで電話は終了。その後のやり取りはLINEになりました。

 

初めての弁護士事務所への電話だったので、これが自分の基準になってきます。第一印象は人柄は良さそうに感じましたが、対応は少し適当な感じもしました。ただし、1本の電話で人間を判断することはできないので、とりあえず相手を信じてLINEのやり取りを進めます。

 

弁護士からLINEで連絡が来て、【基本情報】(=「名前」「住所」「会社名」「所属」「会社住所」「会社FAX」「有給残日数」)を返信してくださいと来ます。

さらに、【委任状】(=私はあなたに代行をお願いしますと依頼する書類)が送られて来るのでプリントアウトして記入&返送すること。

そして、運転免許証などの身分証明証を写メで送ること。また、費用の振込先などが送られて来ます。

 

で、私は委任状を送る前に、まだ質問したいことがあったので、追加の質問をして納得してから正式な依頼をする予定でしたが、「その質問には後で回答します」と返って来ます。

 

私はなんですぐ答えない?と思ったのですが、実はこれが盲点でした。LINEのアイコンが弁護士の顔面になっていたのですが、LINEでやり取りしていたのは弁護士ではなく、事務所のスタッフだったので、すぐに答えられなかったのです。

 

つまり、前回の記事の図を引用すれば…

 

  自分

  ⇩⇧

退職代行業者

  ⇩⇧

  会社

 

のハズが、弁護士事務所の場合は、

 

  自分

  ⇩⇧

弁護士事務所のスタッフ ⇄    弁護士

  ⇩⇧

  会社

 

という、ややこしい図式になっていたのです。

つまり、マニュアルにないことは、スタッフがいちいち弁護士に確認する必要があり、伝言ゲームになり意図も伝わりにくい!

これが、退職代行で弁護士事務所を利用する最大のデメリットな気がします。

(弁護士ではない退職代行業者を使っていないので、正確な比較はできませんが…)

 

ただ、当然メリットもあるわけで、この続きについてはまた次回に記したいと思います!

 

毎度、小分けになりすみません。。

 

 

実践的!退職代行への道!!Pt.1

精神的なアドバイスは、また別の記事に書いていこう思うのですが、

まずは、私が退職代行を使って感じたこと&準備したことを率直に書いて、

これさえ読めば何とか一歩を踏み出せるという内容を、以下お伝えします。

 

そもそも退職代行とは、

自分と会社の間に第三者が入って、退職手続きの手伝いをしてくれるものです。

 

  自分

  ⇩⇧

退職代行業者

  ⇩⇧

  会社

 

これによって、会社から直接、自分に連絡が行くことは基本ありません。

ちなみに私の場合は、会社からの直連絡は全くありませんでした。

 

で、退職代行には2種類あります。

1つ目は、退職代行業者が行なっているサービス(EXITとか)

2つ目は、弁護士事務所が行なっているサービス

 

私が利用したのは、このうち2つ目の弁護士によるサービスです!

 

では、私の経験に基づいて話していきます!

私が弁護士による退職代行サービスを選択した理由は3つあります。

 

①万が一会社と係争する事態になった場合に安心

②退職代行業自体が、非弁行為?という声もあるので念のため

③退職代行業者と金額がさほど変わらない

 

①については、そもそも私が退職を考えたのは、超絶ブラックな職場環境だったからです!

 

例えば、上司が部下の残業時間を減らして人事に報告したり、後輩が出社しているのに法定休日が足りないからと出社を休み扱いにされていたり、私自身も4日寝ずに(合計で3時間くらいは寝たかも?)連日徹夜で仕事をしていたり、フラフラになりながら頑張っていると「脳みその血管切れてからが勝負なんだよ!」などと訳の分からぬパワハラ言動が飛んできたり、ノートパソコン投げられて飛んできたり、出張の移動は自腹でとか、人員もどんどん減らされて疲弊に疲弊を重ねていたからです!

 

で、裁判とか証拠準備とか面倒くさいので、退職時点も今も「残業代返せ!」とか戦う気はありませんでしたが、もし退職の意思を突然伝えることで、会社が私に無茶苦茶な処遇を用意してきた場合は、少なからず集めた証拠を武器に戦うしかないかも?と思っていました。

 

ちなみに、私の職場をブラックな環境から結構マイナーな中小企業では?と思いを馳せた方もいるかもですが、割と社会的には有名な企業でしたので、会社には顧問弁護士もちゃんとしたのが付いており、そう言う意味でも一応弁護士に退職代行をお願いしといて損はないな、と思ったのが1つ目の理由です。

 

続いて②!ですが、

これは、そもそも退職の意思を代行する人がお金をもらって本人の代わりに会社に伝えるとき、有休消化とかを交渉するのであれば、それは本来弁護士の役割で、資格を持っていない業者がやるのは弁護士法に違反する!犯罪だ!

だいたいこのような意味のことだと認識しています。

 

これについても、会社から「お前がやってるのは、非弁行為の業者に頼んだ法律違反の行為なんだぞ!」と万が一でも叩かれることのないよう、弁護士にお願いしとこう!程度の考えでした。

 

じゃあ弁護士じゃないと退職代行ダメなの?と聞かれれば、

退職代行業者は、会社に交渉はしておらず、本人の意思を伝えただけ的なスタンスをとっている、且つ有給消化も労働者としての当然あるべき権利を本人に代わり伝えただけという感じで主張してるようで、現実問題として直ちに非弁行為に当たるとは言えず、実際はグレーなところみたいです。

 

ただ万が一、会社が有給消化を拒否した場合、交渉しなければならないので、この場合は、退職代行業者が首を突っ込みすぎると非弁行為に当たるのかもしれません。よく分かりませんが、間違っていたらすみません。

 

ちなみに、弁護士事務所に退職代行をすでにお願いしていて、会社が有給消化を拒否した場合には、退職代行料と別に成功報酬を取られることも多いようです。

 

少し脱線しましたが、③はそのまま!

退職代行業者で相場3〜5万(格安は1万円台も)。弁護士に頼んで相場5万。

だったので、まあそんな変わらんなという印象からケチって面倒を案ずるよりは良い!という安心料も含めて弁護士に頼みました。

 

でちょっと疲れたので、次回はこの続き、

実際に弁護士にツテあったのとか?どうやって探したの?頼んで良かった?

なんてことを書いていこうと思います!

 

P.S.すみません、冒頭にこれさえ読めばなんて書いておきながら、記事を分割してしまいました。。。

こんにちは

私は、ごく最近、巷でうわさの退職代行を使って会社を辞めた、ごく普通の人間です。

 

世間では、「退職代行使ってやめるなんてクソ!」という風潮が依然、はびこっています。かくいう私も、関心はあったけど数ヶ月前には自分が退職代行を使って会社を辞めるなんて思ってもいなかったし、これまで転職に伴って退職した会社は全て自らの意思を自ら伝えてきました。

 

それが、礼儀だし人情だし、当然のことと考えていたからです。

だけど、世の中はいつもそういう正当に物事が言える状況だとは限りません。

 

予想だにせず追い詰められることや、

理不尽な状況にあがいてもあがいても

どうしようもない時もあるのではないでしょうか?

 

そんな時、自分の苦しみを理解してくれる人がいることもあります。

いないこともあります。

また、途中で味方ができることもあります。

 

このブログが誰かの味方になれるかは正直分かりません。

ただ、1人の人間が色々悩み、苦闘し、

どうしようもない状況で、

どう一歩を踏み出したのかを記録として残し、

誰かの一歩の参考になれば幸いと思い、今日から記したいと思います。