実践的!退職代行への道!!Pt.3
また、前回の続きを書きます。
一旦、埼玉の弁護士事務所に相談していた私。
その後、契約前にもう1度だけ弁護士と直接話をして
不安材料を取り除きたいと思い、電話しましたが担当弁護士は不在。
翌日も折り返しの連絡がなく、今度は「LINEで電話したいのですが…。」
と伝えると、
「委任状を先にください」と、全然話が食い違った返信が来ました…。
そもそも委任状についても質問があったので、
この辺でだんだんとコチラの弁護士事務所に不信感を募らせることに。
で、埼玉の弁護士事務所に任せるのは心配やなーと思い始め、
東京の弁護士事務所にも相談してみることにしました。
なかなか、退職代行を使うまでの人は調べる時間も限られるほどブラックだったり、
そもそも精神的に追い込まれていて、そんな余裕はないかもと思いますが、
ここは頑張ってある程度は任せても良いと思える弁護士事務所を見つけるべきです。
特に私のように、知り合いの弁護士にお願いしないで、
全く赤の他人に自分の人生の大きな選択を代理してもらう場合は、
やっぱり適当なところは避けるべきだと思います。
こうして、電話をした東京の弁護士。電話後の流れは前回と大体同じです。違うのは月給とか余計な情報は特に聞かれませんでした。第一印象としては、かなりドライな人だけど質問には明確に答えてくれる、そう思いました。
結局、2つの弁護士事務所を比べて、東京の弁護士を選び、埼玉の弁護士はお断りをすることにしました。
決め手は、圧倒的なLINEのレスポンス・スピードです。
埼玉の弁護士事務所は3〜5時間に1回のやりとりぐらいのイメージでしたが、
東京の弁護士事務所は送ったらすぐに既読になり、
返信も15分〜1時間程度で返って来ます。
特に退職する前よりも、退職した後は会社との間に入って色々伝えてもらう機会が急激に増えるので、レスポンス速度は弁護士事務所を選ぶ上で最重要項目だと感じました。
そしてもう一つ、東京の弁護士の方が優れていた点が、有休消化交渉の成功報酬20%を通常は取らないということでした。(前回記事の通り、埼玉の弁護士は3万円を要求して来ました)
それは、有休消化は労働者として当然の権利であり、これを主張するのは交渉ではないということでした。ただし、万が一会社が渋って込み入った交渉や裁判をする必要が生じれば、成功報酬が発生するということでした。(ちなみに、埼玉の弁護士はそんなこと関係なく、初めから無条件に別料金を要求して来ました)
さらに、もし着手金5万円の追加料金が発生するならば、必ず私の許可を得てから行動しますという明朗会計感もあり、東京に決定。
まとめるとこんな感じです。
▼▼
【埼玉の弁護士】
LINEのレスポンス:3〜5時間
弁護費用:着手金5万円+有休消化交渉3万円
【東京の弁護士】
LINEのレスポンス:15分〜1時間
弁護費用:着手金5万円のみ(追加の場合は別途相談)
▲▲
また、東京の弁護士事務所は社会保険労務士の事務所もグループにあったので、この点も労務に詳しい人がいるのかもという安心材料になりました。
で、ここで実際に頼んでの最大のメリットを私の観点から話しますと、
やっぱりこれに尽きます。
❤︎弁護士という安心感❤︎
これが大事。ちょっと気になること出て来ても【法的に】判断してくれます。
例えば退職をするときに、会社によっては秘密保持誓約書というものに署名を求められます。要は、会社の情報を悪用しない、悪口を言わないなどというものです。そしてもし、悪用したり悪口言って会社に損害があったら、全て賠償してくださいと書かれています。
もちろん悪用する予定はないですし、万一悪用とみられても会社はその損害を証明しなければいけなかったりあって、形式重視の書類ですが、わざわざそんな怖いものにサインしたくないですよね?でも、サインしなくても大丈夫なの?と心配性の人であれば気になるところです。
これが弁護士にいつでも聞けると、こうです。
→法的には、サインするしないは自由です。
全て法的に判断してくれるので悩みが吹っ飛びます。
つまり弁護士という安心感に加え、法に守られるという圧倒的安心感があなたを守ってくれます。
今日はこんなところで。
次回は退職代行をするときに準備しておく事リストのご紹介です!ご期待ください。