LIFE LOG(退職代行で会社を辞めた或る人間の記録)

退職代行で会社を辞めた或る人間の記録

退職代行使って元気に生きるぜ!ぼくの体験談!

実践的!退職代行への道!!Pt.2

前回記事からの続きです。

 

さて、退職代行をEXITなどの退職代行業者ではなく、弁護士に依頼することにした私は、弁護士探しをしていくことになりますが、これといったツテはなく、自力で探すしかありませんでした。(友人を辿れば弁護士を紹介してもらうこともできましたが、なかなか退職代行をお願いしたいとは言いづらいものです。)

 

そこで、グーグル先生に頼る他なく、ネット検索を始めます。するといくつか実績のある弁護士事務所が上がってきます。その中で口コミや評価サイトを見ながら、比較的評判が良さそうな埼玉のとある事務所にドキドキしながら電話を入れました。

 

「俺も、来るところまで来てしまったな…」などと色々不安に見舞われますし、

弁護士と話す機会なんて、日常生活ではほぼないので緊張感もこみ上げて来ます。

 

最初に電話に出たのは受付の方、そして弁護士から折り返す旨の連絡があり、

本当にすぐに折り返しの電話がきました。

 

ここでまず重要なのが、受付の方や弁護士に、「退職代行を検討しているんですが、色々分からないことがあるので、まずお話だけ聞きたいんですが、よろしいでしょうか?」などと言っておくこと。そうしておけば、途中でこの弁護士事務所は信用ならんと思っても「やっぱやめときます」的なことを言いやすいです。

 

で、弁護士との話の内容ですが、この事務所に関しては辞める理由とか、給料いくらだった?(←今思うと答える必要なかった)とかの質問に対して、私の状況を軽くお話ししました。そして私の方から、本当に会社から私に直接電話が来ることはないのか?とか、弁護士事務所のホームページを見ただけではよく分からないことを質問していきました。

 

たとえば、ホームページには有給取得を交渉する場合は、成功報酬を20%頂く場合があります。なんてことが書いてあったので、どういう場合か聞いてみたのですが、明確な説明はなく、成功報酬20%は要らないので5万円の着手金に有給交渉分を含めて8万円の固定料金でどうですか?と弁護士が言ってきました。私はそれでいいですが、実際に退職代行をお願いするかどうかはもう少し検討したいですと伝えました。また、会社と残業代で争うか?を聞かれノーと答えました。そんな感じで電話は終了。その後のやり取りはLINEになりました。

 

初めての弁護士事務所への電話だったので、これが自分の基準になってきます。第一印象は人柄は良さそうに感じましたが、対応は少し適当な感じもしました。ただし、1本の電話で人間を判断することはできないので、とりあえず相手を信じてLINEのやり取りを進めます。

 

弁護士からLINEで連絡が来て、【基本情報】(=「名前」「住所」「会社名」「所属」「会社住所」「会社FAX」「有給残日数」)を返信してくださいと来ます。

さらに、【委任状】(=私はあなたに代行をお願いしますと依頼する書類)が送られて来るのでプリントアウトして記入&返送すること。

そして、運転免許証などの身分証明証を写メで送ること。また、費用の振込先などが送られて来ます。

 

で、私は委任状を送る前に、まだ質問したいことがあったので、追加の質問をして納得してから正式な依頼をする予定でしたが、「その質問には後で回答します」と返って来ます。

 

私はなんですぐ答えない?と思ったのですが、実はこれが盲点でした。LINEのアイコンが弁護士の顔面になっていたのですが、LINEでやり取りしていたのは弁護士ではなく、事務所のスタッフだったので、すぐに答えられなかったのです。

 

つまり、前回の記事の図を引用すれば…

 

  自分

  ⇩⇧

退職代行業者

  ⇩⇧

  会社

 

のハズが、弁護士事務所の場合は、

 

  自分

  ⇩⇧

弁護士事務所のスタッフ ⇄    弁護士

  ⇩⇧

  会社

 

という、ややこしい図式になっていたのです。

つまり、マニュアルにないことは、スタッフがいちいち弁護士に確認する必要があり、伝言ゲームになり意図も伝わりにくい!

これが、退職代行で弁護士事務所を利用する最大のデメリットな気がします。

(弁護士ではない退職代行業者を使っていないので、正確な比較はできませんが…)

 

ただ、当然メリットもあるわけで、この続きについてはまた次回に記したいと思います!

 

毎度、小分けになりすみません。。