LIFE LOG(退職代行で会社を辞めた或る人間の記録)

退職代行で会社を辞めた或る人間の記録

退職代行使って元気に生きるぜ!ぼくの体験談!

仕事をどうするか!?の巻〜たった1枚の手紙から〜

さて、退職代行をした人、

とりわけ私のように、ブラック企業を理由に退職代行を経験した人は、

転職先が見つかる前に、退職をしたという方が多いのではないでしょうか?

 

つまり!

一時的に、無職無収入の状態に陥ります。

 

そもそも転職をするには、履歴書や職務経歴書を書かなければいけないし、

ネットやテスト会場で筆記試験を受けないといけないし、

面接も1回じゃ済まないし、面接の日に休める保証なんて、そもそもないのです。

(志望動機を的確に書くだけでも、何かと時間がかかります!)

 

ただでさえ、忙しく休みも少なく、昼夜関係なく仕事の電話が掛かってくる。

 

そんなブラック環境では、時間の捻出がまず難しく、

なかなか落ち着いて就活を進めることも容易ではありません。

 

かくいう私も、次の仕事が決まらないまま、

退職代行を実行し、貯金を切り崩してぷーたろー生活を送っています。

 

ただし!

 

当然いつかは、その貯金も底をつくわけで、

仕事を見つけないといけません。

 

と、いうことで退職後沖縄から戻るなり、私もすぐに就活を開始しました。

 

ちなみに、他の業界に行くのも一つの手だったのですが、

結局なんやかんや言っても、マスコミの仕事が好きなんで、

同業界で探してみることにしました。

 

 

 

で、

一枚の手紙があったことを思い出したのです。

 

 

 

 

以前、ブラックな仕事の合間を縫って、いくつかの企業を受験したことがあります。

結果的にその時には、縁がなく、転職に至りませんでしたが、

そのうちの一つに、中途契約社員を募集している地元の企業がありました。

 

ただ、契約社員募集だったので、給料は超絶安く、

私はブラック企業には所属していましたが、一応正社員で給料はかなり貰っており、

その安さに驚愕しました。

 

(ちなみに、当時の私の年収は、

 同世代の日本のサラリーマンの最高額にあたるほどの額をもらっていたと思います)

 

その地元のマスコミも、規模は非常に小さいとは言え、

当然同業界なので、私の給与水準を何となく知っており、

なかば、向こうの方から

「正社員募集ならまだしも、今回はやめたほうがいいです」と言ってきました。

 

だけど、非常に丁寧な応対で、せっかく遠方から来てくれたのだからと、

私1人のために社内見学会を急遽開いてくれ、

その会社の設備を紹介して回ってくれたのでした。

 

私はその著しく貧しい設備に驚愕しま

いえ、その心温まる対応に感動しました。

 

そんな経緯があったことも、もう忘れていた頃、

家に届いたのが、一枚の手紙。

 

開けてみると、「ご無沙汰しています。正社員を募集するので、受けてみませんか?」

という趣旨の記述がありました。

 

ただ、この時点では、まだ会社を辞めておらず、

超絶繁忙期だったので、受け行くこともできず、給料も正直安いのは考えもの…

と思って有難いながらも受けるのを辞め、感謝の返事をメールして終了しました。

 

でもよく、覚えてくれてたんだなと感激しました。

 

それからほどなくして、もともと色々あったことが限界に達し、

退職代行を発動する事態になるのですが、

頭の片隅に、その手紙のことが残っていました。

 

で、その会社のホームページを見ると採用募集のお知らせが載っており、

正社員だったので、受けてみることにしました。

 

(中略)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受かりました。だいぶ中略しましたが、内定もらいました。

(いや、長くなるなので、すみません。興味のある人は個別に伝えます

 いや、いないでしょう)

 

 

結果的には、正社員とは言え、年収は半減しました。

 

ただ、地元のマスコミで働き、地元の取材ができるという喜びは若干あります。

高校卒業後は、地元を離れ、都会にばかり住んでいたので。

 

また、以前よりは、はるかに忙しさは減りそうな気がするので、

(こればっかりは入社してからでないと分からないので、

 またも超絶ブラック企業かもですが、話を聞く限り自由そうです。)

趣味や、こうやってブログを書く時間なんかも作れるかもしれません。

 

 

 

で、働くのはもう少し先。

なぜなら、この機会にしたい旅があるから。その旅の記録はまたいずれ記します!

 

では、また次回!